日本流木協会

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流木の困りごと対処方法

流木に関する困りごと

流木は同じものが2つとしてありません。そのため気に入った形の流木を見るとついつい集めてしまいます。

使用中のトラブルや保管場所など困りごとが出てきます。

このページではよくある困りごとの対処方法をまとめています。


①カビの発生

②水槽で使用すると水が茶色になった

③流木の保管方法

④流木が折れた・割れた

煮沸処理

煮沸処理

① 流木にカビが発生した時の対処

流木を保存したり、使用中に白カビが発生することがあります。カビが発生した状態を放置したまま使用していると水槽内の生態に悪影響を与える可能性があります。

カビが発生したらまず速やかにその流木を取り出しましょう。それからカビの除去の準備です。いくつか方法がありますので出来る方法を試してください。


~熱湯処理~

①ブラッシング洗浄

②熱湯をかける(熱湯に浸ける)

③ブラッシング洗浄


~煮沸処理~

①ブラッシング洗浄

②鍋で煮沸処理

③ブラッシング洗浄

カビは熱に弱いので煮沸処理することが有効になります。アク抜き同様と同様に煮沸することでキレイな流木に戻ります。家に大きな鍋がない場合は熱湯をかけて処理しましょう。

ブラッシング洗浄だけでは除去することができませんので必ず熱処理するようにしましょう。

② 流木を水槽に入れたら水が茶色になった

気に入った流木をレイアウトしてしばらくすると水が茶色くなってしまうことがあります。せっかく綺麗にレイアウトしたのに水槽内が見えないなんて残念ですよね。

水が濁るからだめというわけではありませんが、せっかくの水槽なので綺麗にしましょう。

①活性炭を使う

ろ過内に活性炭を入れましょう。活性炭は濁りを吸着する効果があります。濁ってからではなく、流木を使用する時にはあらかじめ活性炭をセットする方が効果がでます。

②流木から茶色の水が出ないように浸け置きしたものを使用する

これは時間のかかる方法です。現実的ではありませんが、水を替えながら浸け置きをすると水が茶色にならなくなります。ただ、数ヶ月~数年かかることがあります。水槽で長年使用している流木は濁ることが少なくなります。

③ 保管方法

日陰の涼しいところで保管しましょう。

保管するときの注意点は3点です。

1、流木を乾燥させる

  カビ防止のため

2、外に置かない

  流木の腐食や虫の付着につながるため

3、風通しの良い場所に置く

  カビ予防のため


完全に乾燥している場合はダンボールに入れて保管することも

出来ますが、梅雨時期や、流木内部に水分が残っていた場合は

カビが発生することもあります。

使用しようと思ったときにカビだらけ・・・なんてこともあるため

保管する際は定期的に確認しましょう。

④ 流木が折れた・割れた

流木は自然が作り出した芸術品です。折れ、割れ、裂けも

含めて楽しむことができます。

しかし、折れた部分がささくれなど、ケガにつながりそうな

場合はヤスリ掛け等を行いケガの防止をしましょう。

せっかくのお気に入りの流木を削りすぎると加工品のように

なってしまうので、ヤスリ掛けは最小限にとどめることをお勧めします。