流木をアクアリウムやインテリアで使用する
流木の形は様々
木は大きく枝、幹、根の3つに分かれています。どの部分も流木になることが出来ますが、流木になるためには自然界の川や海でもまれることが必要になります。
様々な形の流木がありますが多岐に渡って用途があります。
流木を使うことで生活空間がグレードアップしますので是非使ってみましょう。
水槽で使用する
アク抜き済の流木を水槽に入れて使用しましょう。流木を入れることで水槽がグレードアップします。
水槽で使用するには沈水させる必要があります。乾燥している流木は簡単には沈みません。沈ませるには日数がかかります。沈水させる方法を紹介します。
~浸け置き~
バケツなどの容器に水と流木を入れておく。流木の上に重しを乗せ流木全て水に浸かるようにしておく。水の代わりにお湯を使うと沈みが早くなります。鍋で煮沸してから浸け置きするとより早く沈みます。
~穴あけ処理~
目立たない所にドリルなどで穴をあけることで流木の内部に水が浸透しやすくなり早く沈みます。水槽に入れた時に裏側になる箇所にあけるといいです。1箇所ではなく、複数箇所に穴をあけるとより効果があります。川や海岸などで採取した流木は軽い流木が多く、浸け置きでなかなか沈まないという流木に効果的な方法です。
~重りで沈水させる~
すぐ使用したい方は流木に重りを付けたり、流木の上に石を乗せるなどをして強制的に沈ませます。数ヶ月すると重しがなくても沈む状態になる場合があります。水槽の掃除をする時に確認するといいでしょう。
※流木を入れた水槽の水は茶色くなることがあります。たとえアク抜き済だとしても初めは茶色くなることがよくあります。長年使用していると出なくなりますが、気になる方は活性炭を使用することで水が茶色くなることを抑制させられるので、ろ過器に入れるなどをして対策しましょう。
観葉植物と組み合わせる
最近では室内で気軽に飾り付けられるエアプランツと組み合わせることが多くなっています。多肉植物などにも使用出来ます。
流木を観葉植物に使用する時はアク抜きの必要はありませんが、拾ってきた流木は採取場所によっては流木に塩分が含まれているため塩抜きをしましょう。雑菌や微生物が付着していることもありますので煮沸処理、熱湯処理をして綺麗になった流木を使用しましょう。
流木をインテリアに使用
流木をインテリアで使ってみましょう。といっても実際にはどんな物に使われているのでしょうか。
身近な生活空間の中にたくさん使えます。
流木ハンガー、流木壁飾り、流木表札、流木棚、流木ペン立て、流木を付ければどんな物も飾り付けられそうです。
ただ、インテリアで使うにも流木を処理する必要があります。採取してきた流木や購入した流木にも雑菌や虫が付着している可能性があるのでしっかり処理をしてから使いましょう。
どんな処理をすればいいのでしょうか。アク抜き処理が出来るならいいのですが、そこまでできない方は熱湯処理をしましょう。
~熱湯処理~
・流木にお湯をかける
・綺麗にブラッシング洗浄
・乾燥
たったこれだけですが、流木の表面の虫や雑菌を除去することが出来ます。
熱湯で浸け置きすれば効果的です。
ハンガーやインテリアに使用することは難しくないのでいろいろな物に使用してください。